手首の痛みというのは急にやってくるものですよね。
最初は「あれっ、何か違和感が?」と思っていると、
いつの間にか凄く痛くなっているんですよね。
特にパソコンやスマホなどを頻繁に利用する人は、
起こりやすい症状でもあります。
手首の痛みと言えば腱鞘炎が一般的に知られていますが、
実は他にも様々な症状があります。
また痛みがあっても大丈夫だろうと放置しがちですが、
あまり軽視しないほうがいいかもしれません。
例えば一般的に知られる腱鞘炎ですが、
これも放っておくと症状はどんどん悪化します。
また手首は常に動かす部分なので、
悪化すると仕事もままならなくなりますね。
他にも腱鞘炎だけではなく、
様々な症状があります。
また痛みにもいくつか原因があります。
そこで今回は手首の痛みの5つの原因と治療法や
腱鞘炎などを和らげるツボもあわせてご紹介します。
手首の痛みの5つの原因とは?
それでは5つの原因について
それぞれ解説していきます。
1.腱鞘炎(ドケルバン病)
まずは詳細を解説した動画があるのでご覧ください。
【原因】
名前はちょっと怖いですが、
腱鞘炎の一種です。
親指に過度の負担がかかることで発症します。
手をパッと広げてみると、
手首の親指付近に痛みが生じます。
他にも酷くなると腫れたりなんかもします。
【治療法】
治療に関しては安静にしておくのが必要です。
ただ、動かさずに安静にするのが難しい場所であり、
病院では局所にステロイド注射を施したり
炎症を抑える投薬をしたりするそうです。
2.手首の骨折(橈骨遠位端骨折)
手首の骨折も原因の1つになります。
その中で手をついたときなど、
1番起こりやすい手首の骨折の症状など
詳しく解説した動画があるのでご覧ください。
【原因】
橈骨遠位端骨折は転倒時などに手をついた際に
大きな負荷がかかったときに起こりやすいです。
また不意に手をついたときなどにも
起こる可能性があります。
【治療法】
まず治療法としてはギブスで手関節を固定し、
三角巾などで首から吊り下げて動かないようにします。
あとはひたすら動かさずに安静して、
骨がくっつくのを待ちます。
ただ上手く元通りの場所に骨を戻すのが、
難しい場合は手術の可能性もあるそうです。
3.キーンベック病
こちらもまずは動画にて解説しているものがあるのでご覧ください。
【原因】
キーンベック病は別名で
月状骨軟化症とも呼ばれています。
手首にある月状骨が血行障害になって軟化してしまい、
それによって痛みや腫れを伴うそうです。
直接的な原因はいまだに解明されてないそうですが、
手をよく使う職業の人が発症しやすいそうです。
血行障害ということで、
手の酷使によって蓄積された傷により、
発症すると考えられているみたいですね。
【治療法】
キーンベック病の治療としては、軽い症状であればギブスで固定して、
手を動かさずに安静するという選択肢になるようです。
また重症になると手術による治療の可能性もあるようです。
4.TFCC損傷
【原因】
TFCC損傷とは手首の小指側の関節にある
三角線維軟骨複合体と呼ばれるものが傷つくことです。
原因としては転倒などで手をついた際や
慢性的な手の酷使によるものから、
加齢性の変化によって起こります。
症状は手首の小指側に痛みが出ることが
多い傾向にあります。
【治療法】
軽度の場合はサポーターやギブスで固定して、
動かさないようにして安静にするそうです。
こちらも重度の際には手術の可能性もあるようです。
5.ガングリオン
まず動画にて解説してるものがあるのでご覧ください。
【原因】
ガングリオンは手首など関節にぶよぶよの
コブができるものです。
基本的には痛みは伴わないのですが、
コブが大きくなると神経が圧迫されることもあります。
原因はまだ解明されていないそうですが、
関節を動しやすくするための滑液の異常で、
発症しているのではと考えられています。
【治療法】
基本的には放って置いても大丈夫なんですが、
治療する際には注射器などで中に溜まっている、
ゼリー状のものを抜くのが簡単です。
ただ再発の可能性もあるとのことで、
レーザー治療などもあるそうです。
腱鞘炎に効くマッサージ法とは?
手首の痛みで1番多いものとしてはやはり腱鞘炎ですね。
腱鞘炎の起こる原因には以下があります。
1.パソコンやスマホの使い過ぎ
2.出産
3.ストレス
特に最近はパソコン業務の仕事も増えていて、
「パソコン・マウス腱鞘炎」とも呼ばれています。
また急激に増えているのがスマホの使い過ぎによるものです。
スマホも使う人は手が空いてるときは、
1日中使う人もいて、若い人が腱鞘炎になっています。
そこで、痛みを和らげるマッサージ法をここでご紹介します。
まずは以下に動画で解説しているものがあるのでご覧ください。
ここでご紹介しているものは自宅でもできるし、
簡単にストレッチできる方法なので良いですよね。
毎日やるとなると、簡単じゃないと続かないですからね。
まあダイエットなどと違って実際に痛みがあるので、
軽減されるなら多少大変でも続けますけどね。
このストレッチを続けていくことで、
症状は治まってくるそうなので参考にしてみてください。
また関連記事として以下もあわせてご覧ください。
1.ガングリオンの原因と手首や足の痛みの症状!治療は何科なの?
2.肩甲骨の左右の痛みとこりの3つの原因は?ストレッチでの緩和法も!
まとめ
ここまで手首の痛みの原因や治療法から、
腱鞘炎に効くマッサージ法などをご紹介しました。
また、ここに記載している情報はあくまでも参考なので、
実際は違和感があったら病院で診てもらってくださいね。