お気に入りの服だったり、小物などについているファスナーが、
急に壊れたりすることってありますよね。
普通に他はまだまだ使えるのにファスナーが外れたり、
噛んで閉まらなかったりするとかなり凹みますよね。
ファスナーが壊れただけで捨てるのはあまりにも勿体ないし、
お気に入りなら尚更諦めきれないですよね。
いちおうバッグとかなら修理してくれたりもしますが、
服とか小物とかだとコスト的にもどうなのって感じもあります。
やっぱりささっと自分でなんとかできるのが1番ということで、
様々な方法ややり方なんかを調べてみました。
そこで今回はファスナーが壊れた際の修理方法や
外れたり、噛んで閉まらないときの直し方などをご紹介します。
ファスナーの構造と用語を解説!
まずはファスナーについての修理や直し方を説明する際に、
専門用語などで書いたりもするので軽く解説します。
出典:http://www.lets-reform.co.jp/page/FastenerNew/FastenerNew.html
・スライダー
これは服や小物を開閉するための器具ですね。
・エレメント
エレメントはスライダーで閉める際に必要な、
噛み合わせの金属の部分ですね。
・テープ
これはファスナーの横にある布の部分になりますね。
ここにある言葉を使って説明していくので、
軽く覚えておくとわかりやすいと思います。
ファスナーが壊れて動かない際の修理方法は?
まずファスナーが壊れた中でも自分ですぐ直せるのは、
噛んで動かなかったりしたときです。
噛んだり動かなくなるのは1番起こりやすいものでもありますね。
でも、わりとそれぐらいなら簡単に修理することはできるので、
いくつかの方法を以下でご紹介しますね。
1.もとの方向にファスナーをキュッと戻してみる
これは1番簡単な方法でまずは試してみて欲しいのですが、
ファスナーを閉めて動かなくなったら、
逆のもとの方向に動かしてみてください。
そうするとまた動いて閉めることができる場合が多いです。
2.石鹸や油を塗ってみる
ファスナーが動かない原因として錆びている場合があり、
その場合は潤滑油や石鹸などを塗ってみると直ることがあります。
潤滑油といってもちゃんとしたものではなく、
リップクリームとか滑りやすくなるものなら大丈夫です。
やり方としては以下の動画を参考にしてみてください。
布などが噛んだときの直し方!
ファスナーが服などに噛んでしまうことは良くありますよね。
しかも、軽くならいいですが、がっつり噛んでしまうと、
なかなか戻すことができないんですよね。
外に出かける前の急な時とかに噛むと、
もうイライラしますよね。
そこでこの状態の直し方についてご紹介します。
1.布を水平に引っ張る
まずはこれを試すのが手っ取り早いのですが、
噛んでしまった布の部分を引っ張ります。
また、ただ引っ張るのではなく、
布の部分を水平に引っ張ると取れやすいです。
力任せに引っ張るよりも水平に上手くやると、
意外とすんなり取れたりしますので。
2.道具を使ってすき間を作る
布の部分が固い素材などで噛んでしまうと、
どうやっても取れなくなってしまうことがあります。
そういうときはマイナスドライバーを
スライダーと生地が噛んでいる部分に差し込みます。
こうすると多少スライダーに隙間が出来るので、
その瞬間に生地を引っ張ることで取れやすくなります。
自然にファスナーが開いて閉まらない時は?
これはファスナーを酷使していると起こる現象です。
長く使っていると閉めている傍から開いてしまい、
閉じなくなってしまうことがあるんですよね。
でも、それだけでお気に入りの物を
捨てるは勿体ないですよね。
そこで実際に自分で直す方法もあるのでご紹介します。
・スライダーの部分が緩んでいたら閉める
スライダーの部分は長年使っていると、
緩くなってしまうことがあります。
そうなるとエレメントが上手くかみ合わなくて、
自然にチャックが開いてしまいます。
そこでスライダーの部分をペンチなどで、
軽く閉めていきましょう。
やり方に関しては以下の動画でも解説しているので、
参考にしてみてください。
ファスナーが外れた時はどうすればいいの?
これが1番の重傷というか、外れてしまうと戻すのが難しいです。
1番確実なのは修理をしてる人に頼むことですが、
それだとなかなか費用もかかるし大変ですよね。
そこでいちおう大変ではありますが、
自分で修理する方法についてご紹介します。
1.下止金を取ってスライダーを取り外す
これは裁縫が必要になる方法です。
まずファスナーの下の止め具をむき出しにして、
ペンチなどを使って強引に外していきます。
バッグなど布で止め具の変わりをしているものは、
その部分を外していきます。
そうすればスライダーが外せるので、
その後にファスナーにちゃんとはまるように
ちゃんと戻していきます。
下止具を戻せるようなら戻していき、
無理そうなら布など裁縫で固定していきます。
これは服やバッグなどそれぞれ状況によっても違うと思うので、
自分で出来そうなら試してみるというのがいいかなと思います。
いちおう以下の動画でも解説しているのでご覧ください。
2.スライダーを開いて外す方法
これはかなり力技でもあるのですが、
スライダーの部分をペンチなどで強引に開きます。
金具の部分はいちおう開くようにはなっていますが、
かなり力を入れないと開かないです。
そこで開いたあとはエレメントに強引に戻して、
再度ペンチなどでスライダーを閉めていきます。
これは力がいる作業なのと、最後に閉める際の加減次第で、
ファスナーが動きずらくなったりする点ですかね。
また関連記事として以下もあわせてご覧ください。
まとめ
ここまでファスナーが壊れた際の修理方法や、
外れたり噛んで閉まらない時の直し方などご紹介しました。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。