賞味期限と消費期限というのは、
誰もが聞いたことがあると思います。
ただ、賞味期限も消費期限もほとんど似たようなものとか、
違いがよくわからないという人もいるのかなと思います。
どちらも期限を守っている分には問題ないですが、
期限切れをしている場合は注意が必要です。
この2つの違いを知っておかないと、
少しぐらい期限が切れても大丈夫だろと思って、
食品を食べると大変なことになる可能性もあります。
そこで間違われやすい賞味期限と消費期限の違いについてや、
期限切れはいつまで大丈夫なのかの目安もご紹介します。
賞味期限と消費期限でそれぞれ期限切れに目安などは、
大きく変わってくるのでそういった情報もお届けします。
賞味期限と賞味期限の違いとは?
まず賞味期限と消費期限とはどういう意味なのかについてです。
それぞれ混同しないように解説していきます。
賞味期限とは?
賞味期限とは比較的劣化が遅い食料品などを、
定められた方法に従って所定の場所で保存した場合に、
安全性や味と風味などの品質が維持されると保証する期間です。
こういうとなんだかよくわかり難いですが、
簡単に言ってしまえば、
期間内だったら美味しく食べられるよということです。
消費期限とは?
消費期限とは製造者が定めた保存方法で約5日間経つと
、品質が劣化する長期保存できない食品の保存期間のことです。
簡単に言うと、食品を安全に食べられるかどうかの期間です。
では、この2つの違いはどういうことなのか。
賞味期限:期限を過ぎても食品を食べることができる
消費期限:安全性は保障されないので食べないほうがいい
こういった違いがあるわけです。
賞味期限と消費期限が切れたらいつまで食べられるの?
ここで気になるのは期限切れになった場合は、
どれぐらいまでなら大丈夫なのかということです。
これは賞味期限と消費期限がどうやって、
決められているのかを知っておく必要があります。
賞味期限の決め方といつまで大丈夫かの目安!
まず賞味期限は保存試験をきちんとして、
期間を決めています。
その際にだいたい100日間美味しく食べられるとしたら、
きっちり100日間ではなく70~75%ぐらいに
設定することが多いです。
本当は100日間の賞味期限はあるけど、
人によって保存環境も違ったりするので、
20~30日ぐらい余裕を持ったものにするわけです。
この割合は食品メーカーによって多少変動はあると思いますが、
ほとんどは余裕を持たせている場合が多いですね。
こういった理由から賞味期限を数日過ぎたぐらいでは、
ほとんど品質は変わらない場合が多いです。
ただし、商品の製造日が載っているものは少ないのと、
どれぐらいの余裕を持たせているかのわからないので、
メーカーに直接聞くとかしないと正確なことはわかりません。
賞味期限が過ぎてから1~2週間は大丈夫なことが多いですが、
1~2ヶ月ぐらい過ぎた場合は品質は劣化していくので、
メーカーに確認したほうが良いと思います。
消費期限の決め方といつまで大丈夫かの目安!
まず消費期限に関しては期限切れは、
安全性は保障しないということになります。
消費期限は約5日間経つと品質が劣化する
長期保存できない食品の保存期間なので、
1日過ぎただけでも劣化速度が違うわけです。
スーパーとかの弁当や総菜コーナーとかだったら、
消費期限の他にも何時までと時間も記載されていたりします。
消費期限もいちおう5日間の場合は1日、2日は
余裕を持って記載していることもありますが、
なるべく早く食べたほうがいいですね。
特に消費期限が1日とかの場合は1日過ぎただけでも、
安全性は保障されないので注意が必要です。
期間が短いものほど余裕を持った記載はしていないということなので、
期限切れには特に気をつけたほうがいいと思います。
まとめ
ここまで賞味期限と消費期限の違いについてや、
それぞれ期限切れのものはどれぐらいまで持つのかの、
目安など総合的な情報をお届けしました。
賞味期限切れのものは多少の期間であれば食べることができますが、
味に関してはどんどん劣化していくので早目に食べたほうがいいですね。
消費期限に関しては安全性に関わってくることなので、
とにかく早く食べたほうがいいってことです。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。