寝起きの朝に頭がズキズキと痛いとか、
なんか気持ち悪くて吐き気がすることってありませんか?
朝から頭痛や吐き気があると最悪ですよね。
たまに起こるぐらいなら誰にでもあると思いますが、
頻繁に起こるようだと何かの病気なのかとか、
いろいろと心配になったりしますよね。
また、寝起きの朝は休日ならまだいいですが、
学校だったり、仕事だったりと忙しい場合が多いし、
かなりだるくて辛いですよね。
この症状が頻繁に起こるようなら、
少し注意しなければいけません。
症状が頻繁に起こるということは、
何かしらの原因がある可能性がありますからね。
そこで今回は寝起きの朝に頭痛や吐き気がする際の
8つの原因から改善と対処法についてご紹介します。
寝起きで頭痛が起こる3つの原因と対処法は?
まず、寝起きで頭痛が起こる原因はいろいろありますが、
主なものとして3つあります。
自分がどういった原因なのかを知ることは
対処するためには重要なことです。
1.偏頭痛
主な原因の1つとして上げられるのが偏頭痛です。
偏頭痛は特に女性に多く、片側のこめかみの付近が
急にズキズキと痛くなります。
偏頭痛の原因としては脳の血管が拡張してしまうことで炎症を起こし、
それにより三叉神経が刺激されてズキズキと痛くなります。
この偏頭痛が寝起きに起きる原因としては以下です。
・カフェインの摂り過ぎ ・ダイエットなど空腹の状態が続いている ・普段から強いストレスを受けている
ストレスが溜まりやすく症状が出やすくなる
【偏頭痛の対処法】
・ズキズキと痛んだ箇所を冷やして炎症を抑えると、 ・コーヒーなどカフェインの入ってるものは血管を拡張させるので、
生活のリズムを整えていく。
根本的な解決にはなりませんが、その場での対処にはなります。
寝る前などは飲まないようにしましょう。
【偏頭痛に効くツボ】
2.緊張型頭痛
次に主な原因としてあるのが緊張型頭痛ですね。
この頭痛は日本人では最も多いものであり、
ストレスや日頃の不安などが原因と言われています。
緊張型頭痛の症状は以下のようなものがあります。
・首筋が張ったような感じがあったり、肩がこる ・頭が締め付けられるような圧迫された痛みが出る
10日間ぐらい続くことがある
【緊張型頭痛の対処法】
・首や肩がこらないように枕など寝具を変えてみる ・デスクワークで椅子に同じ姿勢で長時間いる場合は ・睡眠時間を影響するので、質の良い睡眠を
合間にストレッチを挟んだりする
取れるように生活習慣の改善をする
【緊張型頭痛の改善マッサージ動画】
3.群発頭痛
群発頭痛は他の主な症状よりも発症しうる人が少ないので、
あまり知られていないかもしれませんね。
群発頭痛は20~40歳代の男性に多いと言われていて、
一定の期間に集中して痛みが発生します。
群発頭痛は以下のような特徴があります。
・痛みが1ヶ月~2ヶ月ぐらい続く ・痛みが治まっても、半年から2年後など ・飲酒後に40分から1時間後に痛みが出ることが多い ・睡眠時の明け方に起こることが多い ・正確な原因がわかっていない
しばらくした後に再発する可能性がある
【群発頭痛の対処法】
・喫煙や気圧の変化も誘発の原因と言われているので控える 基本的には理由がハッキリしていないので、
痛みが出ている期間は控えるようにする。
痛みが酷い場合は病院に行くのをオススメします。
寝起きの朝に吐き気がする5つの原因と改善法は?
寝起きには頭痛の他にも吐き気がすることがあります。
吐き気はすぐに治まる一時的なものから、
慢性的にずっと続くものがあります。
その要因も様々なものがあるので、
それを特定して対処・改善していくのが大事です。
1.夜にご飯を食べ過ぎて胃に負担がかかっている
夜にご飯を食べ過ぎてしまうと胃に負担がかかります。
また、夜にご飯を食べた後に消化しないまま寝てしまうと、
そのままちゃんと消化できないので、
起きたときに吐き気がすることがあります。
【対処法】
ご飯を食べた後に3時間以上は消化する時間をおいて、
その後に睡眠を取るようにしていきます。
食べ物を十分に消化するための時間を取るのが大事です。
2.低血圧
低血圧の人は寝起きに吐き気が起こることが多く、
同時にめまいが起こることもあります。
これは寝ている間に血液の循環機能が弱くなるので、
それにより栄養が行き渡らないことで起こりやすくなります。
症状は20~30代の女性に多く、
痩せている人がなりやすい傾向にあるそうです。
【改善法】
低血圧の改善は栄養バランスの取れた食事が大事です。
また、何でもいいので定期的な運動をするのも効果的です。
3.逆流性食道炎
逆流性食道炎とは胃液が食道に逆流してしまう症状です。
胃液が逆流すると胸焼けを起こしたり、
吐き気を起こすことがあります。
【対処法】
逆流性食道炎は自分ではどうにもできないこともあり、
病院で診てもらうのが最善の方法です。
4.睡眠不足による消化器官の機能低下
学生なら勉強で睡眠時間が削られたり、
社会人なら仕事で夜遅くまで残業したりで、
睡眠不足になることは多々あるかと思います。
睡眠不足は体に様々な不調をきたしますが、
その中に寝起きに吐き気を起こすことがあります。
また、体の免疫力も低下するので、
体調も悪くなりやすいです。
【対処法】
一番簡単なのは睡眠時間を多くとることです。
それが難しい場合は睡眠の質を上げることですね。
枕など寝具を変えてみたり、
疲れを溜めないようにしましょう。
5.ストレス・過敏性腸症候群
ストレスが溜まり過ぎると過敏性腸症候群など、
吐き気の原因に繋がります。
また、ストレスの要因が学校や職場などの場合は、
精神的に拒否反応を起こして病気でもないのに、
気持ちが悪くて吐き気がしたりします。
ストレスは徐々に溜まっていくものなので、
自分でもなんとなく原因はわかるのかなと思います。
【対処法】
ストレスはなかなか対処していくのは難しいですが、
だいたいは人間関係によるものが多いです。
学校や職場の環境など改善させていくことで、
ストレスも減り吐き気もなくなっていきます。
また、人間関係はなかなか変えることは難しいので、
人に話を聞いてもらうのも緩和には繋がります。
ただ、根本的解決にはならないので、
やはり環境を無理にでも変えていく必要があります。
また、関連記事として以下も合わせてご覧ください。
1.朝の寝起きがだるくて起きられない5つの原因と改善と解消法!
2.めまいで吐き気やふわふわぐるぐるする際の3つの原因と対処法!
3.お酒を飲んだ後の頭痛や吐き気の5つの治し方!原因と対策法も!
まとめ
ここまで寝起きの朝に頭痛や吐き気がする8つの原因から
改善と対処法まで総合的に情報をご紹介しました。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。