喉仏とは正確には喉頭隆起という名前で、
主に男性の喉と首の中間辺りの突起の部分ですね。
ただ、いったい喉仏って何のためにあるのだろうとか、
男性だけにしかないものなのかとか気になることがありますよね。
ちなみに喉仏は男性だけではなく女性にもあるものです。
ただ、女性の場合は目立たないというだけですね。
男性の場合は一般的な場合は大人になるにつれて、
声帯が伸びるのでその際に軟骨が大きくなるので、
それが飛び出たのが喉仏になるわけです。
ただ、その度合いも人によって違うこともあり、
女性でも喉仏があるってこともあります。
逆に男性でも全然ない場合もあるので、
何か問題があるのかなど気になるところですよね。
そこで今回はいったい喉仏とはどんなものかや、
女性や男性で大きかったりない場合は病気だったり、
問題があるのかどうかなどご紹介します。
また痛みや違和感がある際の原因や症状など総合的にお届けします。
喉仏とは?
喉仏とは先ほども少し触れましたが、
正式名称は喉頭隆起と言います。
では、なぜ一般的に喉仏と呼ばれているのかというと、
骨の形が座禅している仏様に似ているからです。
名前の由来はそういったところからなんですが、
では、どういった役割をしているのか。
喉仏はわりと意味がないものとして認識している人もいますが、
ちゃんと役割を持っているんです。
その役割とは声を出すために器官である
声帯を支えるというというものです。
喉仏は男性の場合は第2次成長期に大きくなり、
それでボコッと出てきます。
この時に声帯も長さと厚みを増していくので、
これにより声変りが起こるわけです。
声帯は声を出している部分であり、
これが長くなると声が低くなります。
この声帯を支えるというのが喉仏なので、
大事な役割があるということです。
喉仏が女性で大きいのは病気?
喉仏は先ほども記載した通り女性でもあるものです。
男性のようにボコッと出ているわけではないですが、
ちゃんと触ってみると喉仏があるのがわかります。
しかし、中には女性で喉仏が大きい人もいます。
そうなると、何かおかしいのではと思うかもしれませんが、
女性でもたまに大きい人もいます。
その場合は声が低めだったりします。
ただ、大人になって急に喉仏が出てきたと思った場合は
甲状腺の病気である可能性があります。
「甲状腺機能亢進症」という病気になると、
甲状腺が炎症して腫れてしまいます。
腫れた際に見た目が出ているように見えたりします。
・なんだかいつもより息切れがする。
・いつもより動悸が激しくなることがある。
・疲労感がいまいち抜けない。
このような症状と喉仏が大人になってから、
出ていると感じたら病気を疑ったほうがいいかもしれません。
その場合は病院に行って診てもらいましょう。
男性でないのはおかしい?
一般的には男性は大小はあっても、
喉仏がボコッと出ていますよね。
ただ、男性の場合でも喉仏が女性のようにない人もいます。
大きさに関しては思春期以降の男性ホルモンの
バランスによるものだそうです。
また、筋肉や脂肪などで目立たないだけということもあります。
男性でない場合は声が高めになることもありますが、
特に問題はないので心配する必要はありません。
喉仏の痛みや違和感の原因は?
なんか喉仏の辺りに痛みや違和感があったり、
急に腫れていたりすることとかありませんか?
その場合は病気の可能性もあります。
そこで痛みや違和感があった場合の
原因や症状などを記載していきます。
まず風邪や扁桃腺の腫れの疑いがあります。
風邪が原因で扁桃腺まで腫れることがあり、
軽い場合は放って置いても治ります。
ただ、症状としてもだるさや熱も出るので、
酷くなった場合は必ず病院に行きましょう。
2.甲状腺炎
甲状腺は喉の位置に近い部分にあり、
ここが腫れると痛みや発熱があります。
また喉の痛みと勘違いして風邪かなと思う場合もありますが、
実際に甲状腺の部分を触ってみると硬くて痛みがあるのでわかります。
耳の後や奥歯の痛みとして感じることもあったり、
動悸や息切れをすることもあります。
また以下に動画で詳しく解説しているものがあります。
3.リンパ節の腫れ
喉の付近を触ってみてしこりがある場合は、
リンパ節の腫れの可能性もあります。
普通に風邪によって起きるものであり、
それにより腫れる可能性があります。
まとめ
ここまで喉仏とはいったいどんな役割があるのかとか、
女性や男性であるないの違いから痛みや違和感の原因など
総合的に情報をご紹介しました。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。