苔玉と聞くとまりもみたいなものを想像するかもしれませんが、
わりとそれに近いものがありますね。
見た目的にもなんか癒されるというか、
可愛いので密かに人気が高まっています。
ちょっとした盆栽的な感覚はありますが、
苔玉は若い人にも人気が高まってきていて、
インテリアの一部として飾ってる人も多いです。
ただ盆栽とかをイメージすると、
育てるのが難しいと感じる人も多いですよね。
ちょっと興味があるけど難しそうだから、
やめておこうってこともあるかもですね。
しかし、実は苔玉は普通の植物よりも
育て方さえわかっていれば簡単です。
また自分で簡単に作ることもできるので、
愛着も湧きやすいですね。
そこで今回は苔玉の初心者でも簡単な
作り方や育て方についてご紹介します。
苔玉に必要な道具や材料は?
苔玉を作るためには道具と材料が
いくつか必要になります。
そこで必要なものについてご紹介します。
【材料】
・苔(ハイゴケやコツボゴケ)
・ケト土
・赤玉土(小粒)
・富士砂
・くん炭
・緩行性肥料
・植え込む植物
【道具】
・コップ
・はさみ
・土をこねるためのトレイ
・水を張ったボウル
・苔を固定するための糸
・飾るためのお皿
だいたいこれぐらいあれば大丈夫です。
材料に関しては園芸店ですべて揃っていますが、
ホームセンターなどでも販売しています。
あとは今はネットでも様々な園芸用品が売っているので、
材料や道具はすぐに揃うかと思います。
苔玉の作り方は?
それではまずは実際の作り方について、
動画にて実践してうものがあるのでご覧ください。
1.ケト土を広げてから、
そこに赤玉土を加えていきます。
2.ケト土と赤玉の割合は(7:3)ぐらいにして、
水を少しづつ加えながら一緒に混ぜ込んでいきましょう。
目安としては耳たぶぐらいの柔らかさになるまで、
粒がなくなるまでこねていきましょう。
3.その後に富士砂とくん炭も加えて混ぜこんでいきます。
それが終わったら最後に緩行性肥料を加えれば、
元になる土が完成します。
4.次に土玉を適量の大きさ分けていきます。
この際に後で回りに苔をくっつけていくので、
ちょっと小さ目にしておくと丁度良くなります。
5.次に植え込む植物の苗の伸びすぎた
苗や根はカットしていきます。
6.根についてる土を軽く落として、
根が長いようならカットしていきます。
7.それが終わったら苗を土に包んでいきます。
苗が大きくなる植物ならば、
土の量は多めにしたほうがいいです。
8.苔を1度水に浸していきます。
その後に土に苔を軽く引っ張りながら、
土が見えなくなるまで覆っていきます。
9.形を整えたら糸で取れないように固定していきます。
10.最後に水を張った容器に1度全部浸かるぐらい、
ドボンと入れてから取り出します。
11.あとは飾るお皿などに置けば完成です。
苔玉の育て方は?
苔玉の育て方は普通の植物よりも簡単です。
水やりと置き場所にさえ注意すれば大丈夫です。
まずは動画のほうで水やりなど解説してるものが
あるのでご覧ください。
1.水やり
まず実際に苔玉を触ってみて
乾いているかどうかを確認します。
苔玉を持ち上げてみると、
重さも水を与えた瞬間よりも、
軽くなっているので目安になります。
そして水やりの仕方がポイントになります。
水を与える際は少しづつ細目にやるのではなく、
バケツなどに苔玉が浸かるぐらい貯めます。
そこに玉を浸からせると泡が出てくるので、
それが出なくなるまで置いておきます。
泡が出なくなったら、
取り上げて元に戻せば完了です。
2.置き場所
苔玉は飾る植物にもよって変わりますが、
基本的には日当たりが良くて、
風通しの良い場所に置きましょう。
また置く場所としてインテリアなどにしたい場合は
室内に飾りたいと思う人が多いですよね。
その場合は直射日光に長時間当たらない窓辺などに置いて、
ときどき窓を開けるなどして風を当てるようにするといいですね。
苔玉をダメにしてしまう原因の多くは、
湿気によって蒸れてカビなど菌が繁殖することです。
またずっと室内に置いておくと蒸れてダメにしてしまうので、
2~3日したら1度外に出して室外の空気に触れさせましょう。
ずっと室内で飾りたい場合はいくつか苔玉を作っておいて、
2~3日ごとにローテーションで変えていくといいですね。
また関連記事として以下もあわせてご覧ください。
まとめ
ここまでインテリアにも最適な苔玉の作り方や
育て方についてなどご紹介しました。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。