観葉植物の中でもポピュラーで人気があるモンステラ。
観葉植物は季節関係なく部屋に飾ることができて、
様々な場所に置けるのが魅力ですよね。
しかも、モンステラの特徴として直射日光を嫌うので、
日陰で育てることができるので、窓辺とか限定された場所ではなく、
部屋の隅に緑を置きたいとかに活用できます。
また乾燥にも強いという特徴もあり、
頻繁に水やりなどをしなくてもいいですね。
1人暮らしの人でマメに世話できない人なども、
モンステラなら簡単に育てることができます。
他にもモンステラは葉っぱに穴あきが模様のようにあり、
見た目が面白いのでインテリアとしても良いです。
ただ育てやすいとはいっても、
完全に放ったらかしでは枯れてしまいます。
そこで今回はモンステラの育て方や増やし方から
植え替えや剪定方法や挿し木など総合的に解説していきます。
モンステラの育て方は?
まずは基礎として観葉植物の育て方について
動画で解説しているのでご覧ください。
1.水やり
まずは観葉植物を育てる上で1番大事なことは水やりです。
植物を育てる上で水やりが大事なのは当たり前ですが、
観葉植物の場合は普通の場合とはちょっと勝手が違います。
普通は水をやり忘れたりして枯らしてしまいますが、
逆にやりすぎて枯らしてしまう場合が結構あります。
モンステラは乾燥に強い植物でもあるので、
そこまで水をやる必要はありません。
モンステラは生育期の5月~10月上旬までは
手で土を触ってみて表面が乾いたらたっぷりと与えます。
また最低気温が20度以下になってきたら、
水やりの回数を徐々に減らして行きます。
冬はさらに水やりの回数を減らしていきます。
基本的には寒くなってくると水を吸わなくなるので、
実際に土を触ってみるのが大事です。
2.置き場所
モンステラは直射日光を嫌うので、
年間を通して明るい日陰に置くといいです。
暗いところでも大丈夫ではありますが、
育ちが悪くなってしまいます。
明るくて日陰の場所に置くことで、
立派に成長していきます。
また寒さにはそこまで強くないので、
冬などは窓辺付近など気温が下がりやすい場所は避けて、
室内の気温がある程度保てるところに置きましょう。
モンステラの増やし方(挿し木)は?
モンステラの増やし方は挿し木と
とり木で可能です。
ただ挿し木のほうが簡単なので、
挿し木の方法を解説していきます。
挿し木は気根の付いた茎を葉が3~4枚ついている部分か、
1~2節を目安に切り取ってから土に植え込みます。
その際に用土に直接挿すのではなく、
切り取ったさし穂を気根ごと水苔でくるんで土に埋め込みます。
その後は乾燥させないように注意して育てると、
1~2ヶ月くらいで根が出てきます。
増やすために挿し木をする時期は
5~7月までが最適です。
気温が20℃くらい保てて
湿度が高い時期が成功しやすいですね。
植え替え方法は?
実際にモンステラを植え替えしてる
動画があるので参考程度にご覧ください。
まず大きくなって鉢に収まりきらなくなったり、
鉢底から根がはみ出してきたら植え替えが必要です。
植え替えは7~9月が理想で、
多少根などを傷めても早く回復します。
鉢から抜いた株はまわりの土を軽く落としていき、
傷んだ根などはその際に切り取っておきましょう。
また鉢から抜き取る際は慎重に行うなど、
傷をつけないように注意するのが大事です。
ここで雑に扱って傷を付けたりして、
枯らしてしまうということもありますので。
まあ、そうは言っても育てやすい植物ですので、
滅多に枯らすようなことはないですけどね。
剪定方法は?
モンステラは成長していくと、下の方の葉が落ちて茎が伸びて
背丈が大きくなり全体のバランスがかなり悪くなります。
そうなってしまうと見た目にもよくないですし、
鉢から倒れてしまうなんてこともあります。
そこで伸びた部分を剪定して整えるのが大事です。
剪定・切り戻しなどをする場合は
生育期である5月~9月が適しています。
また切った部分は切り戻しをすることもできますし、
他の鉢に植え替えすることもできます。
茎が鉢から大きくはみ出すようなら、
根本近くからバッサリ剪定しても大丈夫です。
あと切り取った茎などは挿し木にも活用できますね。
また関連記事として他の観葉植物の育て方について
記事にしているので良ければご覧ください。
1.アイビー(ヘデラ)育て方と植え替えは?挿し木や増やし方も解説!
2.ガジュマルの育て方と植え替え方法は?剪定から挿し木まで解説!
まとめ
ここまでモンステラについて様々な情報を
総合的に解説していきました。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。