多肉植物の中でも最もポピュラーなのがカランコエ。
またポピュラーでもあり人気もあるので、
育てている人は多いのかなと思います。
最近は多肉植物の人気も不動のものになってきていますが、
その要因として挙げられるのが育てやすさにありますね。
観葉植物と同じように部屋にも置くことができるし、
管理が比較的楽なことが人気の理由でもあります。
またカランコエの特徴としては白、黄色、オレンジ、ピンクなど、
様々な色があって見た目的にも綺麗でインテリアとしても最適ですね。
大きさも小さ目で見栄えが可愛いので、
人気の理由もわかりますね。
花が咲いている時期も長く、花持ちもいいので、
初心者にもおすすめになります。
そこで今回はカランコエの育て方と剪定方法や
挿し木から植え替えや種類など総合的にご紹介します。
カランコエの育て方は?
まずはカランコエの育て方など
動画でいろいろと解説しているのでご覧ください。
1.水やり
まずは植物にとって大事な水やりからですね。
カランコエは丈夫な植物でもあるので、
なかなか枯れないし、育てやすいものです。
多肉植物は葉に水を溜めることができるので、
乾燥に非常に強いというのが特徴です。
ただ、根が細く根ぐされを起こしやすいので、
水の与えすぎて枯らしてしまうことが多々あります。
逆に言えば管理が楽ってことでもありますけどね。
水やりは5~9月の生長期は鉢土の表面が
乾いてからたっぷりと水を与えます。
冬は鉢土の表面が乾いてから2~3日たってから
水を与えるぐらいでちょうどいいぐらいです。
また確実な方法としては実際に土を触ってみて、
表面が乾いているのかを確認していきましょう。
あとは水やりの際は鉢の下から、
水を零れるぐらいたっぷり与えます。
他に注意する点としては
葉っぱに水をかけないことです。
他の植物だと葉水したほうがいいですが、
カランコエは葉が痛んでしまう可能性があります。
2.置き場所
観葉植物で次に大事なのが置き場所となります。
カランコエは日光を好むので、日当たりの良い場所で
雨に当たらないところに置くのが最適です。
ただ、夏場など日が強いと葉が焼けてしまうので、
室内でカーテン越しなど日が当たる場所に置きます。
冬場は寒さには弱いとうこともあり、
室内で暖かい日の当たる場所が最適です。
また室内でも飾ることはできますが、
日になるべく当たるようにするといいです。
そして室内で気を付けるべき点があり、
夜は人工照明の当たらない場所に置きましょう。
カランコエは一日の日の長さが短くなると花芽を付ける
短日植物なので、夜にも照明が当たっていると日が長いと判断して、
花芽が付きにくくなるという特徴があります。
カランコエの剪定や手入れ・摘心の方法は?
カランコエは1年とか2年ぐらいすると草姿が乱れたり、
花つきが悪くなっていきます。
その際に切り戻しによる剪定を行っていきます。
時期としては3~4月、
もしくは9月の花が終わったときです。
剪定方法は枝を元から10cm程度の長さに
がっつりと大胆に切り詰めていきます。
1ヶ月ぐらいすると新芽が出てきます。
花がら摘み・摘心の方法は?
カランコエは新しい花茎がどんどん出てくるので、
ある程度枯れてしまったら、根から切ってしまいましょう。
また夏に生えてくる新芽を摘んでおくと、
わき芽が出てきて、花数が増えていきます。
これを「摘心」と言ってカランコエでは、
花を多く咲かせたほうが見栄えにも良いので
大事に作業になってきます。
短日処理のやり方は?
カランコエは短日植物であり、
昼の長さが短くなると花芽を付けます。
それを利用することで好きな時期に
花を咲かせることができ、
それを短日処理と言います。
やり方は夕方ぐらいから朝まで光が当たらない場所に置き、
光を完全に遮断するのを1ヶ月ほど行います。
これで1か月後ぐらいに花を咲かせることができます。
ちなみに通常は春ごろに花を咲かせます。
挿し木・挿し芽のやり方と増やし方は?
カランコエは挿し木で簡単に増やすことができます。
時期的には5月前後の月か9月頃に行います。
方法としては枝を先端から4~6cmぐらい切ります。
その際に先端の葉を1~2枚ぐらい残して、
他の葉っぱに関しては切っておきましょう。
バーミキュライトなどの培養土に挿しいき、
光が間接的に当たるぐらいの場所に置いて、
1ヶ月ほどすると根が出てきます。
そこから半年ぐらいすると根が丈夫になるので、
それぐらいで鉢に植え替えていけば大丈夫です。
植え替え方法は?
鉢の中が根でいっぱいになってしまうと、
水はけが悪くなりますので植え替えを行います。
適期は5~6月、もしくは9月頃となっています。
植え替えは一回り大きな鉢を用意して、
下に鉢底石を敷きます。
土は赤玉土5:腐葉土2:ピートモス3ぐらいがいいです。
もしくは多肉植物用の土も売っているので、
それをそのまま使うのが楽ではありますね。
植え替え直後はまず水をたっぷり与えてから、
1週間ほど明るい日陰でに置いて管理します。
その後は通常通りの管理に戻します。
種類はどんなものがあるの?
1.ブロスフェルディアナ
カランコエの中では1番有名な品種ですかね。
ベニベンケイという和名をもっていて、
だいたい出回っているのはこれですかね。
2.ウェンディ
ウェンディの特徴としては釣鐘型の花を咲かせる種類ですね。
3・クイーンローズ
クインローズはバラのような八重咲きが特徴で、
花色が多いということもあり、人気が高まっています。
4.プミラ
プミラは葉っぱに特徴があり、白い粉がかかったような姿が
「白銀の舞」と呼ばれていて魅力的な種類です。
5.ベハレンシス
ベハレンシスは葉っぱが毛で覆われていて、
最初は葉っぱの色が淡い茶褐色をしているが、
段々と銀色がかった緑色へと変化する。
まとめ
ここまでカランコエの育て方や剪定方法から
挿し木から植え替え方法や種類までご紹介しました。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。