園芸の中でも人気のあるハイビスカス。
ハイビスカスは園芸にまったく興味がなかった人でも、
一度育て始めるとハマってしまうと言われています。
その理由としてはやっぱり綺麗な花の見た目がありますね。
また大きな特徴としては大きくて赤い綺麗な花が、
毎日のように咲くということにあります。
1日のうちに朝方に咲き始めて、
夜にはしぼむというのを繰り返します。
しかも、初心者でもある程度の知識があれば、
簡単に毎日咲かすことができるので、
見ていて凄く楽しいんですよね。
これがなんといっても人気の理由であり、
魅力的な部分かなと思います。
ただ、基本的には冬を越すのが難しいのですが、
ちゃんと知識さえあれば翌年も花が咲きます。
そこで今回はハイビスカスの育て方や剪定方法から、
挿し木や植え替え方法などをご紹介します。
ハイビスカスの育て方は?
まずはハイビスカスの育て方を動画で
いろいろと解説しているのでご覧ください。
1.環境による種類の選び方!
まずは種類によって暑さ耐性など変わってくるので、
環境によって選ぶといいかなと思います。
・ハワイアン系
花の大き:巨大輪
葉の形状:波打つ大きな葉
暑さ耐性:そこまでない
花付き:そこまで良くない
・在来系
花の大き:大・中輪
葉の形状:ギザギザの中葉
暑さ耐性:そこそこ強い
花付き:良い
・コーラル系
花の大き:小輪
葉の形状:小さな葉
暑さ耐性:強い
花付き:良い
2.最初にすること
まず苗で購入することがほとんどだと思いますが、
その際に最初にすることがあります。
ハイビスカスは根の成長が早いので、
購入後は鉢を一回り大きなものに変えていきます。
詳細な方法は後ほど解説していきます。
3.水やり
やっぱり植物にとって水やりは最も大事なものになります。
ハイビスカスは生育期には多くの水を必要とする植物です。
特に夏場は頻繁に水やりが必要であり、
土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。
ハイビスカスを枯らしてしまう要因としては、
水不足や逆に与えすぎが多いです。
水やりはそれぐらい大事なので、
慣れるまでは実際に土を手で触って、
乾燥具合など確認しながらやっていきましょう。
4.置き場所
ハイビスカスは日光が当たる場所を好むので、
なるべく日が差す場所に置きましょう。
ただし種類にもよりますが、30度以上の高温が続くと
株が弱ってきてしまうので注意が必要です。
夏場はなるべく風通しのよい涼し場所で、
明るい日陰か遮光ネットなどを活用しましょう。
また冬場も室内に移動させましょう。
ハイビスカスの植え替え方法は?
まずは実際に植え替えしている動画があるのでご覧ください。
1.ハイビスカスの植え替えの際はまず一回り大きな鉢を用意します。
2.そして鉢から取り出して根を手でくずしてから、
1/3ぐらいをハサミで切っていきます。
3.新しく用意した鉢の底に軽石を入れてから、
底に軽石を入れ、赤玉土(中粒)5:腐葉土3:バーミキュライト2を
混ぜ込んだ用土をある程度まで入れて苗を入れます。
4.そこから隙間などに残りの用土を入れて、
固定していきます。
5.最後にたっぷりと水を与えてら1週間ぐらいは、
日陰に置いて管理していきます。
ハイビスカスの剪定方法は?
まずは剪定している動画があるのでご覧ください。
ハイビスカスの剪定は花が咲き終わって10月~11月頃に行います。
この剪定は冬を越すために必要なものとなります。
ハイビスカスは1年草と言われていますが、
実際にはちゃんと手入れをすれば冬を越えて、
次の年も花を咲かせます。
そのために必要なのが剪定というわけです。
やり方としては動画にもありますが、
全体の1/3ぐらいの長さになるように切ります。
親枝から生えている小枝をも葉が
2枚ぐらい残るぐらいまで切っていきます。
挿し木や増やし方は?
ハイビスカスは挿し木で増やすことができます。
挿し木の適期としては6~7月上旬です。
在来系やコーラル系は挿し木が適していますが、
ハワイアン系は接ぎ木のほうが良いです。
1.まず元気な枝で葉が2~3枚ついたものを切り取ります。
2.次に植物活力液を入れた水に半日以上入れておきます。
3.その後に小さな鉢に用土を入れたものに植えていきます。
4.あとは水やりをしっかりとして、日陰で管理していきます。
5.ここで成功していれば1ヶ月ぐらいで根が出てくるので、
そうなば後は大き目な鉢に植え替えていけば完了です。
まとめ
ここまでハイビスカスの育て方や剪定方法から
挿し木から植え替え方法や種類までご紹介しました。
ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。